09 Sep 11
この新幹線のすばらしいところはデザインとかそういう部分だけではなくて、実は今もう既に走り始めている「はやぶさ」っていう東北新幹線とこの秋田新幹線は自動で福島駅とか盛岡駅とかで連結をして、その状態で時速320kmでトンネルに出たり入ったりするわけです。日本のトンネルというのは周りの民家と近いところにあるという、ものすごくまれな成り立ちですので、トンネルに時速320kmで連結した状態で出たり入ったりすると音が低くて、周りの犬がほえたりとか、鶏が卵を産まなくなったりとか、窓ガラスが割れたりとか、赤ん坊が泣いたりということが起きます。先ほどの新幹線はこういうことがないように、実はこの長いノーズっていう部分に自動連結器を納めて、その後ろの客室までの断面積の間を完全に一定の変化率で全部作っていったんです。キャビンが上に乗ってヘッドライトが出たところを横でへこませるんです。それで断面積の変化率が全く同じように、ノーズから後ろまで作らなければなりませんし、なおかつ 10cmの雪が積もってもかなりの高速で走れるとか、いろんな難しい条件があります。— いつ来るか分からない15分のために常に準備をしているのがプロ、デザイナー奥山清行による「ムーンショット」デザイン幸福論 - GIGAZINE (via mcsgsym)